[00:27.89]野に 一条(ひとすじ) 渡る川より [00:33.80]こっちよおいで [00:36.57]漂流者を呼び寄せ [00:39.91] [00:40.19]心を食み 枯れ切った頃に [00:46.07]病み患い熱を帯びて [00:50.50] [00:50.71]離れる 流れる [00:56.67]抗えないことばかり [01:02.48]滝は雨 泣いた雨 [01:08.43]汚れた身を削いで空 [01:14.31] [01:14.52]怒りを裂け夜ら 癒えるものか [01:21.19]願いの族 小人である [01:28.38] [01:39.89]紙芝居の続きを秘めて [01:45.97]時 遥かに 肖像画の人はと [01:51.88] [01:52.08]問いかければ 知らぬと応え [01:57.84]もういいよ おいで あれは君 [02:02.56] [02:02.73]降りやめ 閉じた雨 [02:08.50]浸るほどに満ちてまた [02:14.39]錆びた雨 黴びた雨 [02:20.54]打ちつけた 彩り坂 [02:26.57] [02:26.75]月舞踏は夜明けまでの宴 [02:33.33]地鳴り篭る [02:39.73] [02:39.89]積みきれたかい? [02:45.25]そんな鬼の落し物を━。 [02:49.35] [03:14.64]出し風場になぁれ [03:20.39]次の世へと渡るなら [03:26.51]舞い風刃になぁれ [03:32.48]もしもそれを望むなら [03:38.38] [03:38.57]見つけての声はそこにいたか [03:45.24]禊の針 [03:51.99] [04:02.57]光を刺せ夜ら 褒美の実とは [04:09.31]その日を乞う祈りである [04:16.23]