数(かぞ)えきれない幾(いく)つもの記憶(きおく)は薄(うす)れて 途切(とぎ)れ途切(とぎ)れの場面(ばめん)だけ いつまでも繰(く)り返(かえ)す いつだって最後(さいご)の時(とき)は 誰(だれ)も気(き)が付(つ)かずに過(す)ぎて もう一度(いちど)会(あ)えるかなんて 本当(ほんとう)は分(わ)からないんだ 今(いま)もいつかは過去(かこ)に埋(う)もれて色褪(いろあ)せるけど 信(しん)じてたことが 愛(あい)したすべてが 誇(ほこ)れるようでありますように ずっと変(か)わらぬことも 変(か)わってしまったことも すべて抱(かか)え込(こ)み それぞれの道(みち)を少(すこ)しずつ歩(ある)き始(はじ)める 「CHILDHOOD'S END」 今日(きょう)も明日(あした)も何(なに)ひとつ違(ちが)いはないけど 知(し)らないうちにこんな遠(とお)くまで来(き)たんだね 戻(もど)れない 進(すす)むほどに手(て)にした代(か)わり 何(なに)か置(お)き忘(わす)れてきたよ 気(き)が付(つ)いたらその場所(ばしょ)さえも 忘(わす)れしまっている 誰(だれ)かのために流(なが)した涙(なみだ)がひとつ 増(ふ)える度(たび)にまた臆病(おくびょう)になってしまうのはダメですか? 君(きみ)は戻(もど)らぬ時(とき)の中(なか)で生(い)き続(つづ)けるよ 止(と)まった時間(じかん)のままで変(か)わらずに いつまでもあの時(とき)のまま そして少(すこ)しずつ今(いま)も 後(うし)ろへと遠退(とおの)いていく 終わり