東京(とうきょう)まなしご 作曲 木村好夫 編曲 池多孝春 一人(ひとり)夜雨(よさめ)をききながら にがい男(おとこ)の酒(さけ)をのむ 東京(とうきょう)みなしご 花(はな)もない 風(かぜ)の落葉(おちは)か 吐息(といき)まじりに 酔(よ)うほど吞(の)むほど こころが寒(さむ)い ※ ※ ※ ※ 命(いのち)こがした女(ひと)がいる おれを信(しん)じてくれたのに 東京(とうきょう)みなしご はぐれ鳥(とり) さけて通(どお)れめ 義理(ぎり)もあるあろ おまえの瞳(ひとみ)が 背中せなか)にすがる ※ ※ ※ ※ 水(みず)に流なが)れた 泡沫(うたかた)の 夢ゆめ)なずだれ傷(きず)がある 東京(とうきょう)みなしご 意地(いじ)っぱり わすれかれていた 母(はは)のふるさと 淚(なみだ)がグラスに ポツリと落(おと)ちた