[00:26.42]いつしか忘れられた オジーの形見の三線 [00:38.99]床の間で誕生祝いの 島酒にもたれて [00:51.72]ほこりを指でなでて ゆるんだ糸を巻けば [01:04.36]退屈でたまらなかった 島唄が響いた [01:15.32]鮮やかによみがえる あなたと過ごした日々は [01:28.12]やわらかな愛しさで この胸を突き破り [01:40.53]咲いたのは 三線の花 [02:01.08]テレビの斜め向かいの あなたが居た場所に [02:13.73]座ればアルミの窓から 夕月が昇る [02:26.39]家族を眺めながら 飲む酒はどんな味 [02:38.98]眠りにつく前の 唄は誰の唄 [02:50.07]喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら [03:02.79]この島の土の中 秋に泣き冬に耐え [03:15.35]春に咲く 三線の花 [03:47.22]この空もあの海も 何も語りはしない [03:59.46]この島に暖かな 風となり雨を呼び [04:12.18]咲いたのは 三線の花 [04:18.79]秋に泣き冬に耐え 春に咲く 三線の花