囚(とら)われた絶望の淵(ふち)で わたしを抱きしめてください 静寂に埋(う)め尽くされ ひとりで凍(こご)えてる 崩れ墮(お)ちてゆく楽園の果てで 忘れられた祈りが響いてる 支配する闇の中でも涸(か)れない 愛よ目覚めよ永遠(とわ)に 無限に降る孤独を その指で染めてください 叫ぶこの心が 悲しみを愛せるように まだ見ぬあの光の景色へ 亂(みだ)れ咲く花より深く 優しく口づけてください 躊躇(ためら)いの吐息(といき)さえも 命(いのち)を燈(とも)してく 滲(にじ)む幻に祝宴(しゅくえん)の鍾を その温もり素肌(すはだ)に伝うまで 迸(ほとばし)る岚の中も 止まない愛よ目覚めよ 抗えぬ願いを その瞳(め)で迎えてください 出逢えた喜びに 震えてる裸(はだか)の心で もとめるあの殘酷の彼方へ 零れ散る涙が きらきらと風に舞う頃 絆を痛みをください永遠に消えないように 無限に降る孤独を わたしに預(あず)けてください 喚び合えた心が 扉を放ち羽ばたく 近づくあのはじまりの天空へ