鐘が鳴る度ついたため息 いつもの席でかぞえて 冷めた紅茶を口に運べば 傾く針は四つ進んでた お気に入りの紅茶は二杯め 硝子のむこう眺めた にび色に染まる街角へと 駆けて来るまでの静かな時 思い返してる 雨の日のさみしさを ああ 強さに変えてくれた あの 温もりを あなたのいない日々は無意味で 消えたいくらい冷たい 渡せなかった 青い時計が 私を季節へと繋いでた 思い返してる 脅えていたあの頃 ああ 頼られる涙さえも 愛しい 屋根を打つ音目を閉じて 重ねた日々に微笑む とける雨足気がつけば 雪のような 白 一際大きく鐘が鳴れば ゆるむ頬をひきしめて 香る紅茶に砂糖を五つ 苦笑いするあなたが好きです