夏の終わりに色褪せた花 夕暮れ 疲れたように少し俯いた 黄金色に染まる空が 今日に終わりを告げて 差し込む陽が心を刺す そして僕は目を逸らした 君を心へ閉じ込めて 金の鎖で繋いで やがて過ぎた時間だけ 思い出が飾られてく 冷たい風に季節は移り 枯れ葉と 乾いた砂が空に舞い上がる 凍える日は膝を抱いて 爪先を眺めてる そんな風に拗ねてみせて 何が変わるわけもないね 君を心へ閉じ込めて 金の鎖で繋いで 遠くなびく 夕闇を ただひとりで眺めている 時はめぐり 君はいつか 大人のような顔をして 僕の前に現れるの 夢は君を連れて行くの 君を心へ閉じ込めて 金の鎖で繋いで やがて過ぎた時間だけ 思い出が飾られてく