耳を澄ませば、ほら、聞こえてくるでしょう。 瞼閉じれば、また浮かんでくるでしょう。 夕日に染まる道端に一人取り残されてた。 追い掛けたのは僕をかすめてく君の影でした。 僕は馬鹿でしょうか? 信じ続けたものをすべて嘘にしました。 ただの嘘にしました。 「死んでしまえば楽なのに」なんて初めて思った。 こんなに人が弱いものだとは知りませんでした。 君と過ごした日々に僕の意味があるなら 微かに残る痛みに僕の居場所はあるの? きっと僕らはこれからもこんな苦しい思いを 繰り返して生きていくのでしょう。 そして死ぬのでしょう。 君と過ごした日々に僕の意味があるなら 微かに残る痛みに僕の居場所はあるの? どんなに痛みに耐え続けても二度と戻らぬ君へ 君が残したものは痛みだけだったけど… 僕はまだ生きてます。