風花(かざはな)の咲く空 まるで飛べない鳥の子どもが 見上げるような 青い空を見て抱いた恋心が いつか 叶うように 遥かなる過去に 閉じ込めた気持ち 彩られた記憶と祈り願いが溢れて 白い 風奏でる世界 恋焦がれて揺れる 夢の中逢えれば この想いが…… 今 君の声が聞こえ 振り向いて羽広げ 届かずに消えゆく 風花(かざはな)の咲く空 胸の痛みで目覚める度に 想いが募る 隠し続ければ握った手が震えて 無理に笑っていた 秘められた望み、不安過ぎる夜 導かれた孤独と希望 彷徨い続けて 白い 風奏でる未来 恋焦がれ恐れる 幻想(ゆめ)の中逢えれば この気持ちが… 今 君の声を探し 振り向かず羽ばたいて 雪のように消える 風花(かざはな)の舞う空 “雪の下で空の青さを睨めて、風に恋すら渡しでいて” “絶対に届くと信じたいです、だから、あなたに…” 風奏でる世界 恋焦がれて揺れる 夢の中逢えれば この想いを……! 今 追いついて私にそう 強く抱き締めて もう逃げたりしない 風花(かざはな)の舞う空 風花(かざはな)の咲く空