[00:00.00] 作曲 : 秋田ひろむ [00:01.00] 作词 : 秋田ひろむ [00:10.41] [00:57.68]校庭の隅っこで [00:59.66]体育座りしてぼんやりと見てる [01:02.56]野球部のフライを眺めるように [01:04.95]なんとなく未来を見てる [01:07.24]いつかは変わってしまうかな [01:09.67]大好きなあの子の笑顏とか [01:12.07]馬鹿だったあいつらも [01:14.31]大人になってしまうかな [01:16.79]今まさにヒットを放った [01:19.33]4番バッターのあいつは [01:21.56]一年後の冬に 飲酒運転で事故って死んだ [01:26.46]その時 誰もがあまりの空 [01:28.81]っぽに立ち尽くしていた [01:31.30]母さんが汚れたバットを [01:33.25]抱きながら泣き叫んでいた [01:36.03] [01:55.28]僕が憧れた彼女は [01:57.56]男に逃げられたストレスで [01:59.95]過食気味になったと笑った [02:02.17]こけた頬を引きつらせ [02:04.71]右手には悪趣味な指輪と [02:07.20]かさぶたの吐きだこ [02:09.28]諦めるのは簡単と [02:11.56]コーヒーをすすった [02:13.84]夜の街を彷徨いながら [02:16.72]昔話に夢中になってた [02:19.26]そんな事もあったねと [02:21.38]彼女は笑いながら泣いた [02:23.91]それでも それでも [02:25.89]頑張れなんて言えなかった [02:28.73]さよなら さよなら [02:30.71]せめて笑いながら手を振った [02:33.64] [02:52.57]少しずつ 諦める [02:54.70]事ばっかり上手になってた [02:57.50]我慢する事が [02:59.23]人のためになると思ってた [03:02.32]記憶の隅に積み重ねた [03:04.84]無謀な夢と悔し涙 [03:07.18]押し殺したホントの気持ちが [03:09.52]むなぐらに掴みかかる [03:12.01]“どうしてここに居るんだよ [03:14.39]今すぐに逃げ出せよ [03:16.53]望んだ様に生きられないなら [03:19.27]死んでんのと同じだ” [03:21.47]そうだ 僕も君も [03:22.92]もう一度新しく生まれ変われるよ [03:26.26]傷ついて笑うのは [03:28.33]金輪際もうやめにしよう [03:31.13]凍える夜に一人だから [03:33.67]僕等は間違った事もやった [03:36.05]心無い人が多すぎて [03:38.37]僕らは無駄に強くなった [03:40.82]それでも それでも [03:42.74]間違いじゃないと信じたいな [03:45.54]さよなら さよなら [03:47.53]強がりは夜の闇に溶けた [03:50.62] [04:01.07]校庭の隅っこで [04:03.17]体育座りしてぼんやりと見てる [04:06.00]野球部のフライを眺めるように [04:08.58]なんとなく未来を見てる [04:10.86]僕は変わってしまったかな [04:13.07]时々不安で恐くなるよ [04:15.55]ホームインした四番 [04:18.06]バッターがはしゃいで笑う声 [04:21.49]それぞれの不安を抱えて [04:24.13]それぞれ未来へ歩んでいった [04:26.51]それぞれが痛みを抱いて [04:28.69]それぞれ今日に立ち盡くした [04:31.27]なんだろう なんだろう [04:33.25]涙が溢れてしょうがないよ [04:36.19]さよなら さよなら [04:37.91]思い出なんて消えてしまえ [04:40.78]どうせ明日が続くなら [04:43.11]思い出なんていらないよ [04:45.61]この足を重くするだけの感傷なら [04:48.43]どぶ川に蹴り舍てた [04:50.37]それでも それでも [04:52.28]涙が枯れる事はないから [04:55.28]さよなら さよなら [04:57.10]せめて僕は笑いながら泣いた [05:00.23]