[00:17.36]一人の夜の寂しさを 言い訳にしてみても [00:23.57]傷つける為の言葉は 空しくなるだけ それでも [00:33.12]心に穴が空いて そこに流れ込んだ泥水は [00:39.25]全部吐き出さなきゃ 苦しくても吐き出さなきゃ [00:47.16]上手くいかないときは 何をやっても無駄で [00:54.93]無駄だ無駄だって思ってりゃ 上手くいくもんもいかないよな [01:02.80]カーテンの隙間から 朝日が急かしやがるんだ [01:10.51]もう出掛ける時間だよ しょうがない出掛けるか [01:17.64]名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が [01:25.13]ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ [01:32.28]それを 出会いと呼ぶには つかの間過ぎたのだが [01:40.32]名前を付けてくれないか こんな傷だらけの生き方に [02:02.50]誰かが君の事を 悪く言っていたとしても 大丈夫 [02:09.95]人の生き方は 良い悪いではないのだ [02:17.78]目の前の分かれ道の 選択に悩みこそすれど [02:24.31]それを不正解と言ってしまう選択こそ 最も不正解なのだ [02:32.36]上手く行かない時は 人のせいにしそうなもんで [02:40.12]それを自分のせいにしてる 君は優しすぎるから [02:47.64]駅のホームでも ため息さえ飲み込んで [02:55.08]息を詰まらせているのは 全く君らしいよ [03:02.73]名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が [03:10.17]ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ [03:17.68]それを 運命を呼ぶには ありふれていたのだが [03:25.65]名前を付けてあげるのだ こんな傷だらけの生き方に [03:34.47]人知れず流した涙 隠していた悔しさ [03:38.13]名付けられる事無い 詠み人知らずの悲しみ [03:41.90]ビルの風に舞い上がり 路地の隅に吹き溜まる [03:45.71]始めから無かったみたいに忘れるか [03:49.54]僕達の名も無き悲しみは 今こそ讃えて然るべきだ [03:57.32]僕達の名も無き悲しみは 君に見つけられるのを待っている [04:07.32]名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が [04:14.52]ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ [04:22.31]それを 必然と呼ぶには 瑣末過ぎたのだが [04:30.20]今こそ 名前を呼び合うのだ この傷だらけの生き方の [04:37.34]名も無き