ひとりで過ごす 静かすぎる部屋の中 長い長い時間は退屈なだけで まあるい月も きらきらと光る星も 絵本の中描かれたつくりものだけで ねえ答えて 聞こえない 誰か私と遊ぼう 時計の針は くるくる逆さに回る 小さな声で繰り返し歌ってた どこかの誰かに聞こえるように 大きな声で笑うこと歌うこと ひとりじゃなんにも意味などないの 名前も知らない 赤い花に囲まれた 長い長い時間はつまらないだけで 明るい朝も 包まれる夕暮れさえも 絵本の中描かれたつくりものだけで ねえ答えて 聞こえない 誰か私を見つけて 迷路のように ぐるぐる繰り返す日々 瞳を閉じて いくつ数えただろう 振りむく合図を 待っているのに どうしてかしら いつまでも終わらない ひとり遊びなら意味などないの 答えて 聞こえない 誰か私と遊ぼう 時計の針は くるくる逆さに回る 小さな声で繰り返し歌ってた どこかの誰かに聞こえるように 大きな声で笑うこと歌うこと ひとりじゃなんにも意味などないの