遥か時の中で 景色だけ変わらぬまま 見つめ続け こぼしたため息も 過ぎる時に 飲まれて儚く消える 夢のような短いうつせみよ 求めた永遠は罪の色 冷たい頬を撫でる それでも 彼方遠いその果てへと ひとり旅立つ日も 手を伸ばしたその笑顔がきっと 私を待っているから うつる時の中で 問いかけは幾度となく こだましては 人知れず流れて 土に還り 風に舞い散って消える 私さえも私を忘れてく 絆は永遠のよすがだと あなたが教えてくれた だから 彼方にあるその果てへと いつかたどり着いて 目を覚ましたその時にはきっと あなたと共にあるから たったひとり彷徨うように 揺らぐ私の背を そっと強く押してくれた あなたが待っている 彼方遠いその果てへと ひとり旅立つ日も 手を伸ばしたその笑顔がきっと 私を待っているから