月(つき)の光(ひかり)は 今宵(こよい)も綺麗(きれい)で 彩(いろど)りながら 夜(よる)も更(ふ)けてゆく 逢(あ)いたい気持(きも)ち 今(いま)は届(とど)かなく 咲(さ)いた桜(さくら)が 私(わたし)を包(つつ)んでた 足早(あしばや)に去(さ)る 短(みじか)い季節(きせつ)は 私(わたし)の気持(きも)ち 置(お)いたままだから 消(き)え去(さ)らないで 月夜(つきよ)の光(ひかり)も 安(やす)らぐ場所(ばしょ)は このまま続(つづ)いてて 賑(にぎ)わう時(とき)を 取(と)り戻(もど)せるなら 自分(じぶん)の中(なか)の 春(はる)は短(みじ)かいから 月夜(つきよ)に咲(さ)いた 桜(さくら)は綺麗(きれい)で 寂(さび)しい気持(きも)ち 忘(わす)れさせてくれる 手(て)を伸(の)ばしても 儚(はかな)く消(き)えてく 流(なが)れた月日(つきひ) もう戻(もど)らないけど この気持(きも)ちなら まだここにあるわ この桜(さくら)咲(さ)いた この地(ち)で 長(なが)きに 渡(わた)りて 照(て)らしてた月(つき)は 闇夜(やみよ)に 彩(いろど)り 砕(くだ)けてゆくなら 逢(あ)いたい 気持(きも)ちは ゆらり揺(ゆ)れている 届(とど)かぬ 想(おも)いは また夢(ゆめ)の中(なか)に こんなに 綺麗(きれい)な 桜(さくら)咲(さ)く夜(よる)は 切(せつ)ない 気持(きも)ちも 忘(わす)れられるけど 逢(あ)いたい 逢(あ)いたい 月夜(つきよ)の 桜(さくら)は 綺麗(きれい)で 儚(はかな)く 散(ち)っていった 桜(さくら)の花(はな)は 過(す)ぎ行(ゆ)く季節(きせつ)を 舞(ま)い散(ち)りながら 語(かた)りかけていた 儚(はかな)い時(とき)を 優(やさ)しく伝(つた)えて 寂(さひ)しいときも 私(わたし)を包(つつ)んでた 過(す)ぎ去(さ)る季節(きせつ) 止(と)められないけど 少(すこ)しでもいい 長(なが)くいれるなら この月(つき)の夜(よる) 砕(くだ)けたとしても 安(やす)らぐ場所(ばしょ)に いつまでも居(い)たくて 華(はな)やぐ時間(じかん) 私(わたし)は求(もと)めた 短(みじか)い時(とき)と 今(いま)はわかっていた 月夜(つきよ)に散(ち)った 花(はな)びらを見(み)つめ 切(せつ)ない想(おも)い ただ隠(かく)したかった 手(て)を伸(の)ばしては 時(とき)を止(と)めたくて 流(なが)れた月日(つきひ) もう戻(もど)らないけど 今(いま)も想(おも)って 取(と)り戻(もど)せるなら この桜(さくら)咲(さ)いた この地(ち)を 過(す)ぎ行(ゆ)く 季節(きせつ)は 心(こころ)独(ひと)りきり 闇夜(やみよ)に 隠(かく)れて ただ流(なが)れてゆく 伸(の)ばした 手(て)の先(さき) 花(はな)びら舞(ま)い降(お)り 賑(にぎ)わう 季節(きせつ)を 名残惜(なごりお)しんでた こんなに 綺麗(きれい)に 桜(さくら)は咲(さ)くのに あなたに 出会(であ)える 時(とき)は短(みじ)かくて 桜(さくら)は… 桜(さくら)は… 今夜(こんや)も 綺麗(きれい)で 私(わたし)の 気持(きも)ちを 包(つつ)み込(こ)んだ