「瓦礫の中、沈黙ありて」 第2楽章 パンゲアからの手紙/第一節 淡く儚き 神話の詩 歪曲して 語り継がれた 立ち上った 戦火の無情 静寂の場所へ 逃げ込んだ 鳥の翼も 勇者の剣も 何も持たない 街のサブキャラ ならばキャラメイクで 主人公の名前 自分にしてみたり━━━ Fly Away 僕らが信じた希望 創られた外郭 虚栄の色 瓦礫の中に 沈黙ありて 眩しい歴史 思い返した 多すぎる文字 復活の呪文は 書き間違えないように 時間は取り戻せない 声も嗄れて 叫びたいのに あきれるほど 言葉も無くて 泣きたいのに 空が晴れてた 全ては白昼夜 目を閉じた 聖なる盾も 魔法の杖も 経験値さえ 数値も無くて だからキャラメイクで アバター設定ごと 自分にしてみたり━━━ Fly Away 僕らを包む空へと 誇らしき明日を 描けるなら 瓦礫の中に 沈黙ありて 今はそれより 街を目指そう レベルを越えた 危険なエリアへと 足を踏み込む前には セーブを忘れぬように Fly Away 僕らが信じた希望 創られた外郭 虚栄の色 瓦礫の中に 沈黙ありて 眩しい歴史 思い返した 全ての装備 経験値最大 神に逆らう呪文を 試す勇者は居るかな 『ろろぶばよりろけでけ しそつごろむやらりす』 終わり