翼は 高く遠く 強く響く 光を 逃さぬのは この想いを 赤く 染め上げるほどの 厳霊を越えて 時のかけらを 切り刻み取れ 走る剣先は まるで疾風のごとくに 識しらせる 新しさを綴る 風を読む者 しかと心得よ それは常に在る 賽を振るのは いつも最後だと けして忘れるな 姿は 捉えた瞬間 朧となる 影さえ 束の間の闇に紛れて 白く 叩き付けるあの 稲夫を越えて 真実へと迫り 記す瞬間 走る剣先は まるで嵐のごとくに 世界の 見つめる先を征く 風を呼ぶ者 目を閉じずに聞け 音を凌ぐ音 耳を塞げば いつも最後だと けして忘れるな 荒れ狂う 恒の中で踊るは 舞い降りる 雪のような天狗よ 鈍く 黒く 縛り上げる この重力を越えて 追いつける者など 居はしない 走る思いの丈まで 加速し続ける 輝く 星の光を背に 風が呼ぶ者 枷を脱ぎ捨てて 艶やかに果てへ 辿り着くのは いつも最後だと けして忘れるな 嗚呼