いつものようにはしゃいだ 君の肩ふるえていた      ありがとう 笑ってくれた そして僕ら離れていく たしかな物はまだわからない   だけどさ これから 始まっている    さよなら 繰り返して 大人になってゆくのなら どうしたって 忘れたくない 僕は僕君は君に願う 二人じゃない 一人じゃない きみといた 僕がいる 君の声がした気がした 振り返ったりするのかな 当たり前に近くにいた いないか よくわからない だけどさ 君は僕にあるから 二人ぶんのことができる気がする 長々続くメロディ   僕らはどこにいるのだろう 合掌刹那 間違えても 僕は僕君は君のまま    足も 瞼も 声も 指も 胸も 腕も 待ちぼうけも  軽いふざけあいも 嘘も 許すも 髪も 笑い方も 全部 憎らしくて 全部好きだったん さようなら 繰り返して 大人になってゆくのなら どうしたって 忘れたくない 僕は僕君は君に願う   長々 続くメロディ   僕らはどこにいるのだろう 合掌刹那 間違えても 僕は僕君は君のまま   泡のように 穏やかに     鉄のように 淑やかに 二人じゃない 一人じゃない きみといた 僕がいる