外は暗く 大人らしく 振る舞う 孤独の上に装飾品で着飾って 気になる ゴシップ 男女交際の噂よく 聞くさこりゃ いっぱい食わされた そいつは偽物だ皮はがせ ネタ収集 仲間がまさかの垂れ流しそれ ガセだしもう遅いよ 遅いよ はしるはしる 人の口つたって 影口してたよ その報告自体影口だし ぐちぐち 耳打ち 隅々まで行き渡った末 しまいにゃ 舌打ちってしりゃないよこの仕打 人のまっくろなとこ 見なく 無かったなこんなことなら 言葉が生み出した 負の思想 空想理論顔負け 口内伸ばした舌 ことばのおく そこにあったら 止めどなく ふる雪 くつふみ それでいいの ぼくはいいの とととめてとめてよ とんとんとんと上手く行くこと 探すことさえとっても困難で でもこんなんでも幸せ 暗闇に言い聞かせ 嫌われたくないその一心で 必死に叫んで 有言実行重みを背負って そうです 人間検定誰が決めんの 永遠道中これが 正々堂々とした絶対悪 SNSでみかけた いじめっこだった あの子がアップロード みてみて ってチュープリ アレが噂のハニー? ふりふりの服着て 人生楽しそう 自分のしたこと 行ったことなにもかも 日が立つにつれ忘れ薄れ 何年かたって開いた 口から出た言葉若気の至り いったりきたり やっぱり戻ってきた 原点回帰 千年経っても変わりはしないさ あなたずっとそこに そこに 底に わたしはこっちに行くから 外に じゃあねばいばい鍵閉めて 幸い今は幸せ ここにしかない愛 あの時の影が馬鹿みたいに今は ちっぽけだ 耐えられなかった愛 実は何ものにも 代えられないものだったんだ 気づいたってだってだって カーテンの下 染み付いたシーツの表面 放物線描いて飛び散った濁った 絵の具の水がまた染み付いて まだら模様を表現 えっとね ぼくらは点と線と面 ほらまた何かを探してる模様 彷徨った果て行き着いた 路地裏 どんな時でもぼくは やだやだやだやだって 現実逃避 うすぐらい電柱の元に 蝿サナギになり 羽化した 高架線斜め上引っかかって モゲタ羽 これじゃだめだいつまでたっても とても大きな足に 潰される おとな盲目 底にらんだら それとなく かぶる罪 くるしみ それでいいの ぼくはいいの とととめてとめてよ 今の僕は蛍光灯に群がる 蛾と何らかわりないだろう ミーハー 時に牙をむく 必死に なって生きようとしてる あいつらの方が ずっといきものらしい ただ淡々と本能のままに 生きるいきもの ようでそうでない しかし脳内は妄想でぎっしりと シンドローム 永遠に続く君と僕は 心の臓が痛い くらいにどくどくするんだ 孤独の裏に毒 もくもくあがる煙窓閉めて 鍵をしめ手を握りしめて 目を閉じて息を とめるの 意識の湖深く潜ってく 不思議と怖くないなんでだろうか 泡で覆われて僕もやがて泡となる 刹那一斉はじけた 君の声がひびく