「Alice」 ねぇ壊(こわ)すのが 宿命(さだめ)だと判(わか)っていたの 今(いま)、闇(やみ)に堕(お)ちるSolitude 響(ひび)き渡(わた)った いつだってそう一人(ひとり) 膝(いざ)を抱(かか)えて泣(な)いた 空色(そらいろ)涙(なみだ)、落(お)ちてしみる 独(ひと)りぼっちの そんな惨(みじ)めな私(わたし)なんて 消(き)えればいいと願(ねが)う 緋(あか)い太陽(たいよう)に堕(お)ちて イタイココロごと 失(な)くしてしまいたい 何(なに)も感(かん)じないくらい 焼(や)いて灰(はい)にして 壊(こわ)して欲(ほ)しいと叫(さけ)んだ こんなに苦(くる)しい想(おも)いなど私(わたし)はイラナイ 駆(か)け出(だ)しイタイココロ 全(すべ)て振(ふ)り切(き)って 私(わたし)は傀儡(かいらい) 暗(くら)い闇(やみ)引(ひ)き連(つ)れ往(ゆ)くわ 鏡(かがみ)のAlice目醒(めざ)め 灯(あかり)が消(き)えるの 無(な)いもの強請(ねだ)りしたの ポツリ咲(さ)いてた花(はな)に やきもち 妬(や)いていたわ 白(しろ)い満月(まんげつ)みたいな キミは光射(ひかりさ)し 暗(くら)がり照(て)らすよう 清(きよ)く美(うつく)しいヒカリ ココロ潰(つぶ)れそう 「タスケテ ココロガ イタイノ」 つくった笑顔(えがお)の裏(うら)にそっと抱(だ)いた嫉妬(しっと)が 余計(よけい)にイタミ増(ま)して 自嘲(じちょう)気味(きみ)に笑(わら)う 眠(ねむ)れぬ子羊(こひつじ) 星空(ほしぞら)に祈(いの)ってみたの 叶(かな)うはずなんてない …でもね、大事(だいじ)だった キタナイ私(わたし)にキミは いつも優(やさ)しくて …あぁ、カミサマ これは罰(ばつ)? 犯(おか)した罪(つみ)の……―――。 終わり