作曲 : 黑?圭亮 「白い指先」 作/編曲:黑瀬圭亮 或る時 男はワタシを抱きあげ 誰に言う宛て無きこと 乾いてる唇で罪を謳い出す 失くした物の数だけ 奪って埋めてきたこと 数え切れない 裏切りのこと ねぇ言葉がわかるならば 「本音など初めからないくせに」 ワタシを飼いならして その白い指でなぞって 吐き出しただけ楽にでもなるの invasion 強いシグナルが放つ軌道が 君の胸 狙いを定めている 鼓動が止め討つまで せわしないのね「人」は。 なんて思うワタシの 頬に触れ胸に抱いて かさついた唇はまだ罪を謳う 何度何度も重ねた 同じ過ちのこと 数え切れない 後悔のこと ねぇ言葉が伝わるなら 「じゃあいっそ終わらせれば?」 ワタシを飼いならして それで洗い流せるほど 貴方の罪は軽くは無いでしょう invasion 白く凍った空気に溶ける 君の吐息 次の道に被さる ノイズが厚くなった ワタシを飼いならして その白い指でなぞって 吐き出しただけ楽にでもなるの? invasion 強いシグナルが放つ軌道が 君の胸 狙いを定めている 鼓動が止め討つまで これまで繰り返し見てきたのは 愚かな主人の独白 次から次へ渡っても皆同じばかり 今度もきっと またワタシを 滅入らすならもういらない 一匹(ひとり)時間の旅をして みようか 【 おわり 】