誰も彼も背中合わせ 暗と光の中 愈えぬ傷と嘆いている 眠らない足音 満ちてはひいて繰り返される 終わりのない悲しみを捨て 浮かんでは消えていった一筋揺るぐ光 信じる力を持つ瞳 その手は明日を描き高く挙げられたのでしょう 満ちる日が来ると 信じて 笑い声を潜めた街 誰かが指を指す 聞こえるのは迷い子たちの 眠らない足音 まわりまわってゆく魂を 誰が愈せるのだろうって 止まることのない針をもて遊んでいるような 缲り返していく過ちに その手は明日を選び終わりを告げるでしょう 長い夜があけて 煌めく その手は明日を描き高く挙げられたのでしょう 信じる強さを持つ瞳 その瞳は明日を選び色をつけゆくでしょう 長い夜があけて 満ちてく