泣いたりしてごめんね もうわからなくて 街灯に滲む 後姿 声にならぬ声で 君を呼び止める ひどい筋書きだ 不意に時間が止まる 君のその細い身体を 強く抱き締めたら もう一度夢を見させて お願い醒めないで どうか嘘でもいいから 優しく微笑んで ずっとこのまま 私の愛する人でいて ずいぶん長い間 一緒にいたけど どんな出来事も 全部覚えてる 今日の君の髪型 すごく似合うね すこしはにかむ顔も もう見れないね 君にさよならを言うよ その手離さないで 臆病な私はもういいの お願い行かないで 君の蒼ざめた横顔と 冷たい風の音 紅く染まる指先を ずっとみつめていた 気づかないふりをしたのは 二度と戻れないね 最初からわかっていたから ずっと離れないで つめたい君を残して 世界は続いてる 孤独な私をおいて 時計が動いてる 愛してた昨日まで 不安定な想い隠したまま 抱き締めたぬくもりは 月灯りの中に消えた