[00:11.000]いつもの帰り道ふと 見上げたいつもの夜空 [00:15.160]なぜだか あの頃とは違って見えたんだ そうだな [00:22.080]ぼくも 少しはまともになれたかな いや そうでもないか [00:28.090]今も変わらず 上手く笑えない毎日です [00:32.530]あの頃の仲間も 無茶はしなくなった [00:36.870]そりゃそうだ あいつも立派な父親だもんな [00:42.900]部屋の中で死にそうな 顔をしていた僕も [00:47.700]今じゃこんな歌も歌えるようになった [00:53.600]友達のおかげで立ってるんだ 家族のおかげで歩けるんだ [01:04.300]あなたのおかげで生きてるんだ [01:10.300]「ありがとう」なんて言いたかねぇや でもさ [01:17.800]いつか僕らが離れ離れになる その時だって笑っていたい [01:23.180]塞ぎ込んだ過去も正しかったと 言い張るために笑っていたい [01:29.300]それだけでいつかの 叶わなかった夢も ただの過ぎた景色になるんだ [01:39.970]結局空っぽのままのこの手を 僕らは大きく振りあって [01:45.280]答えさえ見つけられなかった目に 涙を溜めてさよならして [01:50.520]悲しむな これがスタートラインだよ 僕らの終わりで始まり [02:03.100]この世界はそれほど 綺麗なもんじゃないけどさ [02:09.060]そんなに急いで出て行く 事は無いじゃないか [02:14.060]僕等の期待を 世界はよく裏切るけれど [02:19.080]期待していなかった喜びに 時々出会えるんだ [02:24.080]裏切られた事に胸を張るんだ 信じようとした証拠なんだ [02:35.600]疑った分だけ損したんだ [02:41.830]「傷ついた」なんて言いたかねぇや だから [02:50.130]この先何があったって僕らは 振り向かずに走って生きたい [02:55.250]つまずいた昨日も助走だったと 言い張るため走って生きたい [03:00.860]それだけで 僕等の笑えない思い出も ただの笑い話になるんだ [03:11.390]あの時ついに崩れ落ちた膝で 暗闇の中 駆け抜けて [03:16.690]あの時砂を握った掌で 確かな物を掴みたくて [03:22.100]分かるだろう これがスタートラインだよ 僕らの終わりで始まり [03:35.600]日々が過ぎて 年が過ぎて 大切な人達が過ぎて [03:40.550]急がなくちゃ 急がなくちゃ なんだか焦って つまずいて [03:46.300]もう駄目だ 動けねぇよ うずくまってても時は過ぎて [03:50.420]考えて 考えて やっと僕は僕を肯定して [03:56.620]立ち上がって 走り出して その時見上げたいつもの [04:01.900]あの頃とは違って見えたんだ あの日の未来を生きてるんだ [04:07.220]全てを無駄にしたくないよ 間違いなんて無かったよ [04:12.700]今の僕を支えてるのは あの日挫けてしまった僕だ [04:20.640]「ありがとう」とか「愛しています」とか 分からないけど歌っていたい [04:26.980]信じてくれたあなたは正しかったと 言い張る為に歌っていたい [04:32.050]それだけだ 僕の背中を押すのは あなたが喜んでくれる顔 [04:42.830]あの時伸ばし続けたこの腕で 大きくギターかき鳴らして [04:48.080]あの時何も言えなかった口で 下手くそな歌を 叫んで [04:53.380]いつだって ここがスタートラインだよ 僕らの終わりで始まり