[00:00.00] 作曲 : 麻枝准 [00:01.00] 作词 : 麻枝准 [00:15.960]きみは眼が見えない代わり [00:19.390]真実だけが見える [00:21.580]だから誰もがきみを利用した [00:27.390]食料を余分に持って逃げたやつはさて誰と [00:33.140]殺されてしまう人の名を告げた [00:42.890]きみはそんなこと望みはしないのに [00:50.370]気づいてた いつかあたしもきみのため [00:54.390]誰かを殺める日が来るってこと [00:57.520]生きていくためなら当たり前のこと [01:13.750]季節は狂ったままで秋のあと夏がきた [01:19.390]誰もが水を探し求めた [01:25.260]きみにだけ見える水脈 [01:28.050]教えろと首を絞めた [01:30.930]でもそれは遠い孤児院の井戸に続く [01:40.700]その時が来たとあたしは悟った [01:48.250]鈍く光る刃物抜いて駆けた闇が味方した [01:53.790]手応えははっきりあった手はまだ震えてた [01:59.760]刹那明かりがあたしを照らした仲間に押さえられた [02:05.780]そして両足の腱を削ぎ落とされてしまった [02:23.590]手で這ってきみのもとへ [02:26.920]あったことを伝えた [02:30.210]きみを連れて逃げることもできなくなったと [02:36.870]でもきみは精悍な眼差しでこう言った [02:43.410]ひとり殺ったらふたりも三人も同じと [03:29.040]きみが指し示すほうから敵は必ずやってきた [03:34.890]あたしはそれを斬り倒し続けていった [03:40.510]きみはあたしをひとりの戦士に変えてくれた [03:45.680]きみを守る それが唯一のあたしの生きる意味 [03:52.120]時は流れひとつの伝説がまことしやかに囁かれた [03:58.970]難攻不落の城があるが不可解 [04:03.650]その城の主は眼が見えず騎士はまともに歩けさえしないと [04:11.350]そんな奇跡を起こす恋もある