重ねた声が消えてゆくように すれ違い願いは溶けて落ちる あの時繋がった指も 歪んでゆく ただ届かなかった声は 月まで滲んでく いつかは辿(たど)り着(つ)くと信じて あぁ 伝ったかった思い 星空彷徨う ここから 冷たい空を流れる星見てた 二人の速度は少しずれて 飛ばした飛行機(ひこうき) 絡まることない腕(うで)を伸ばして願う