遥かこの海の彼方 砂浜に立つ恋しい人 月の光に照らされ 今何も思うのでしょう 幾千の波に隔てられ 決して結ばれぬ二人 熱い体を重ね合う 夢を叶うこと望むなら 姿変えてあげようか お前の命と引き返り 焦がれる心に絡みつく あまく、歪んだ呪文 けれど悲しい魔法などわたしはいらない 例えとん何離れていたとしたも あなたに繋がるこの海を わたしは一人 定めを背負い泳ぐ続ける あなたの望むに叶わずに 傷を覆う赤い鱗 けれど悲しい魔法など わたしはいらない 例え恋は泡となり消えうせでも 寄せてはかえすぐの波に 愛だけ委ねた あなたを思う 歌い続ける あなたに繋がるこの海を わたしは一人 定めを背負い泳ぐ続ける おわり