雨上がりの街は
思ったより静かで
水溜り避けて
カバン揺らし
走って行く

道端で見かけた
はしゃぐ子どものように
急く心止まって
胸に手折って  深呼吸

あと少し
君に会うまで
こんな時間も
七色に  輝いた

振り返る その先に
広がるフォトグラム
腕伸ばし捕まえたい
導きなんて必要ない
戸惑いは 不安さえも
力に変えて行く
そんな気にさせてくれる
君のメロディア
口ずさむ



気まぐれな天気に
濡れた袖払って
店の前でぽつり
ふと溜息 溢れてる
探した物はいつま
決まって見つからなくて
苛立ちは隠せない
自分のこと嫌ってた
近づく
君の足元へ
軽くステップ
この気持ち
止められない

繰り返す
日常が
踊り出すように
しなやかなパッセージ
風に乗り
運ばれる
また差した光の束
紡いで渡そう
とっておきのプレゼント
君との出会い
永遠に

話しかけるその言葉さえ
飲み込んでしまう
長い時間
うつむいてばかりこの私に
ほほえんでくれてたから
もう逃げない

振り返る その先に
広がるフォトグラム
腕伸ばし捕まえたい
導きなんて必要ない
戸惑いは 不安さえも
力に変えて行く
そんな気にさせてくれる
君のメロディア

繰り返す
日常が
踊り出すように
しなやかなパッセージ
風に乗り
運ばれる
光指すこの町で
これからも生きていく
とっておきのプレゼント
君との出会い
永遠に

     E  N  D