とまどい 編輯:MEIKOHAMASAKI ふれた 指を 懐かしむ 午後の 日射し 遥かな リコーダに ふと 目覚めてゆく ほんの ほんの 偶然を 抱きしめた 心を ゆさぐると 熱い頬が わかる 届かない 思いに にじむ 空の先に 弧を描く ボールをあなた 追いかけて いつ つかまえられるの ねえ 夢を話したい でも 見つめたいだけよ 誰にも言わず そっと ただ 探してた瞳 ねえ 憧れています そういつか失くしても 泣いたにはしない 拝啓 初めての お便りします 多分 出す事も 返事を戴く事も 出来ない 手紙だと 思います 本当は 本当は あなたからの手紙 届けば いいなぁと思っているのに・・・ 好きと 誰に言われても うつむくだけ 心は ひとつきり 痛い くらいわかる 届かいない 思いでいいの この心に 頑な ひたむきだけど 守りたい その 瞳がすべてよ ねえ 変わらないでいて ただ 見つめているから どんなあなたも ずっと いま とどめたい時間 また 巡り来る 季節 そう 誰を愛しても 憧れて いるから ただ 探してた瞳 ねえ 憧れています そう いつか失くしても 泣いたりはしない 終わり