泣いたりなんかしなかった 一人煙草を吸ってたわ 埃まみれの蔵の中 最初の灯りを見つめてた 何度も数を数えたよ もういいかい 膝を抱えて まぁだだよ 笑う事を覚えた日 二本目に火を点けた 煙は空へゆるゆるる 雲になって浮かんでる 両手じゃ抱えきれないよ もういいかい 口に手をあてて まぁだだよ 三本目を消した時 闇に押されて目を閉じた 伸ばした空っぽの両手は 信じることを教えてくれた 何度も数を数えたよ 両手じゃ抱えきれないよ もういいかい もういいかい もういいよ