作曲 : 天野月 作词 : 天野月 流れる雲のように 自由な風に乗って 走れていたなら あたしにはどんな景色があったろう 包み込むように ぎゅっと あなたを受け止めたかったよ 醜い棘に 諦めたみたいな顔して笑ったね 霞む思い出と手を繋いで 太陽を睨んだ 晴れ渡る空を きらめく星座を 見上げてあたしは立っています 埃に塗れて乾いたこの大地で いつか開く花を抱いて 寄り添うことのない 都合のいい女だったね 互いを束ねる 甘美な言葉さえ 蹴飛ばしたかった ほんの少しで呼吸が出来た しずくほどの愛で 鎮まる嵐を 愉快な海辺を 眺めてあたしは立っています しあわせを選び 開いた人との距離 その長さを思いながら あなたの傘になりたかった 木陰さえないのに 晴れ渡る空を きらめく星座を 見上げてあたしは立っています 埃に塗れて乾いたこの大地で いつか開く花を抱いて 晴れ渡る空をきらめく星座を 見上げてあたしは立っています 厚く覆われた心が纏う棘に 通り過ぎる風を抱いて