外人裏地から チャイナタウンへ 抜ける途中の どこかにあるの 目印は 角のポプラの木の下 人生に疲れた目をした マルチーズ 何時も寝てるから 判ると思うの そこが伝説の 紅いランタン通り 夕日が落ちる頃 ひっそり灯る いつもランタン 人待ち顔で 青い瞳の ほろ酔い加減のマドロス 迷いこみ 酒場の女に一目惚れ 二度と再び 戻って来ない そんなロマンスの 紅いランタン通り 私も一度 行った事ある 恋に破れて 疲れた足で 気がつけば 酒場の片隅 マスター 青い眼で 慰めの言葉つぶやいた 腕に錨の 刺青見えた 横浜 想い出の 紅いランタン通り 紅いランタン通り 紅いランタン通り