作曲 : 寺山寿和 作词 : 山本勣 京の日暮れは東山 雨に打たれる疎水辺り 行きつ戻りつ偲びつつ あの日の友はいま何処 泪でかすむこの橋は 誰が名づけた泪橋 一人二人とこの橋を 泪で渡って帰らない ともに語ったあの世界 昔話と笑うのか きっと帰ると手を握り 友と別れた泪橋 川の流れか時は過ぎ 友の便りもすでに絶え 乾いたこころが残るだけ 死んだ友さえ幻か 渡りきれずにまた戻る 虚しさだけか泪橋 独りぽっちが耐えきれず 思わず友の名を呼べば 泪の顔は雨の中 みんな優しい友なのに どこまでつづく悲しみは 独りぽっちの泪橋 ~ 誰が名づけた泪橋