作词 : 寺尾紗穂 作曲 : 寺尾紗穂 蝉路 中央線が夕日に染まり 怖いくらいに赤くなって ずらした視線の先に無知な鳥たちと その鳥たちのための空 逃げない思いの 冷めない熱を 両手に感じて 両腕に抱いて 道端に転がる蝉は 燃え尽きる線香花火 最後にわずか 焦げるような匂い あなたの背中は黒くなって 怖いくらいに黒くなって 落とした視線の先に おとといの靴擦れと 日焼け止めクリームの匂い とけない思いの 惑わす夢を 両頬に感じて 両胸に抱いて 道端に転がる蝉は 錆び付いたねじ巻き時計 最後になんて大きな警告音鳴るの 道端に転がる蝉は 錆び付いたねじ巻き時計 最後になんて大きな警告音鳴るの