痛みだけが部屋に鳴り響いて 目を覚まし覗き込む君に 懐かしさが残る 何故だろうこんなにも胸が軋むのは 感覚のない手を握り話す 君の知る僕は何処に居るのだろう [Please call my name…] 寂しげなその問い掛けに微笑みで返せばいい? 傷付ける事に怯え真実が見えない 思い出せない 君の涙の理由さえも ただ心は此処に居たくて 君に揺れている 今はこのままでいい きっと明日を信じてたのは 昨日見た空じゃない 靄かかる意識に断片的に映り込む 「はしゃぐ二人のシルエット」 「波に攫われた声」 手を伸ばせば消えてしまいそうだった [Please call for my name…] 寂しげなその問い掛けに微笑みで返せばいい? 傷付く事に怯えて何一つ見えない 思い出せない 少しずつ埋もれる記憶 ただ心は此処に居たくて 君に揺れてる 今はこのままでいい きっと明日を信じてたのは この空じゃない 失くしてしまう 思い出せないまま 君に残る僕も 明日が連れ去って行く 君の名前が思い出せない