マンションの群(む)れ いろんな色の灯(あか)りがすき 浮(う)かぶ鉄塔 オレンジ色とまざりあう なんだか なにも うまくいかなくて なんとなく 帰りの電車 涙が止まらない どうしても 止まらない やしい歌を うたいたい 誰も信じられなくってもいいから 飛行機雲が 消えていく 夜が明けたら 外へでよう 白い月が見えるから 全てが からっぽで むなしく思えても その涙だけは 自分のもの 自分だけのもの やさしい歌を うたいたい 誰も信じられなくなる時も その悲しみは いつか消えるよ 明日になったらまた いいことが あるから