星だけが笑って 天だけが哀しんで 続いてた暗闇 亀裂入り込み流れ 支配していた貴方の後ろには 大きな窪み出来て 揺れ動いてた貴方の右肩にはまだ 名残り惜しく 解けてゆく宙の雲 虹色に輝き まぶた閉じスキマから 痛いヒカリ浴び 青竹が霞んで 森だけがそのままで 終わり告ぐ深潭 破られることなかった 矢を向けられて逃げ場を失った 孤独との闘いに ピリオドを打ち 消え行く明かりを見届け 名残の月 偽りの輪廻見て 破壊されて崩れ 燃え尽きて降り注ぐ 褪めた紅い嘘 身体沁みて 夜が明ける当たり前のこと 目先濁り 涙こぼれる衝動抑えて 繋がれた鎖まだ 忘れられ結びゆく 弧を描く地平線 東の空に 眠らない宙の果て 真実のチカラ吸い 暁に照らされて 地上に恵み 鮮やかな色 戻ってゆく陽