作曲 : 林達志 作词 : 橋詰亮 定めに從えない 禁断の実 主(あるじ)は目を閉じ 顧みない 天空深紅(あか)く染まり 亀裂走る 正邪に魅入られた僕(しもべ) 迷宮の扉は 優美な眼差しで あなたを誘(いざな)う 遥か時を超え 繫ぐ情熱 愛しき者は 盲目の闇へ 光求めては 心砕かれ 枯れ果てた 大地の鼓動 いま解き放たれる 黒き玉座をその手に 悪夢は繰り返して 身を蝕(むしば)む 心を引き裂く 死の喪失 貫く悲しみさえ かき消されて あなたは泥濘(ぬかるみ)に堕ちる 虐げた世界は 狂気を孕んで 深紅く爪を研ぐ 捧げた純潔 祈り虚しく 月夜を覆う 無情の渇望(かつぼう) それでもいつしか 光導く 穢れなき 魂の夢 苦しみを断ち切る 愛の刃をその手に 煉獄(れんごく)から舞い上がった炎に 赦しを請い跪(ひざまず)けば 涙熱く流れる 胸焦がして罪を洗う生贄 耳を澄まし讃美給う 汝選ばれし神の寄留者よ 遥か時を超え 繫ぐ情熱 愛しき者は 盲目の闇へ 光求めては 心砕かれ 枯れ果てた 大地の鼓動 捧げた純潔 祈り虚しく 月夜を覆う 無情の渇望(かつぼう) それでもいつしか 光導く 穢れなき 魂の夢 苦しみを断ち切る 愛の刃をその手に おわり