言葉なんて頼りなくって、それでも言って欲しくて、 あたしは何を恐れ、あなたを傷つける? 抱きしめても、夜明けがまたあなたを連れてゆく。 …こんなのはもう要らないと、何度思ったろう。 それでも欲しいのはあなただけです。 もっと楽な恋もあるだろう。 東の空を横目で睨みながら、 ぎゅっとあなたの胸に顔をつけた。 ラララ 恋しくて。 ただ、恋しくて。 こうやって寄り添うのも、なんだか切なくて、 わたしは欲張りかな? ずっとずっと側にいたい。 目を閉じても窓辺に、淡い光が、射してくる。 …満たされればその度、呼吸が浅くなる。 いつでも欲しいのはあなただけです。 もっと奥まで染み込んでよ。 東の空を閉め出しても虚しく、 また今日も眠れぬまま朝がくる。 ラララ 恋しくて。 ただ、恋しくて。 いつでも欲しいのはあなただけです。 もっとあなたを感じてたい。 電話でささやく愛の言葉も、 きっとあなたの肌には敵わない。 ラララ 恋しくて。 ただ、恋しくて。 それでも欲しいのはあなただけです。 もっと楽な恋もあるだろう。 東の空を横目で睨みながら、 そっとあなたの耳にくちづけをした。 ラララ 恋しくて。 ただ、恋しくて。