[01:05.23 夜半の月明かり 伝う時の紅 華やぐ世界を 主の不在が飾る 切り貼りだらけの 崇拝の果てを 見向きもしないで 紐解く秤が語る [05:18.68 [05:21.94 [05:24.66 傅く運命に 命注いだ 末期の愚かさで [05:39.81 [03:59.54 [05:50.26 誰も居ないままで [06:00.93 空虚な全て 焼き切れた目で 遠く思い寄せて 合歓の木に這わせ 揺らぐ刻の緋 遠のく喧騒 色褪せた日々の中に 寝覚めが悪いと 振り払う夢が 手招く幻想 鮮やかな罅を描く 冴え渡る意識に 醒めやらぬ扉を 委ねる鼓動よ 枷無き運命に 命禊いだ 落伍の愛しさで 望んだ侭に アラクネの糸辿り 誰も居なくなった 手に入れたのが 孤独だとして 逆巻く宛てに 軌跡をなぞるだけ 総ての運命が 主を仰ぐ 最後の祝詞に 誰も居ないのなら 傷付く自由 燃え盛る目で 遥か空踊れ