あたしの小指を ギロチンにかけて ためしに一度 落してごらんよ 紅い血がでるか 青い血がでるか ひとりの夜は いつまで続く 短い蝋燭 摇れて消えるまで 港の酒場の 地下室で あたしの ふなのり 恋しいふなのり 冷たいむくろで 波間に消えたよ 海底火山が ひとつ 增えたとさ 行方しれずの 夜を探して それから ひとりの 遊びを覚えた 紅い血がでるか 青い血がでるか