[00:34.24]「廃墟に咲く花」 [00:42.64]作曲·編曲:MANYO [00:49.00] [00:50.59]砂埃(すなぼこり)に霞(かす)んだ瓦礫(がれき)の中(なか)で独(ひと)り [00:58.94]寒空(さむぞら)では咲(さ)けない花(はな)の種(たね)を蒔(ま)く [01:08.04] [01:13.64]崩(くず)れてゆく 女神(めがみ)が見捨(みす)てたという廃墟(まち)で [01:21.97]滅(ほろ)びの地(ち)を踏(ふ)みしめて涙(なみだ)を落(お)とす [01:29.70] [01:30.69]夕暮(ゆうぐ)れの月(つき)に照(て)らされた面影(おもかげ)が [01:39.11]見詰(みつ)めていたのは 墓標(ぼひょう)か遠(とお)い日々(ひび)か [01:48.24] [01:49.19]太陽(ひかり)さえも喪(うしな)い 冷(ひ)えた唇晒(くちびるさら)し [01:57.50]土(つち)に眠(ねむ)る愛(いと)しき幼子(おさなご)に何(なに)を語(かた)るのだろう [02:11.66] [02:41.91]全(すべ)てを奪(うば)った冬(ふゆ)を呪(のろ)いながらも [02:50.29]寄(よ)り添(そ)う姿(すがた)に深(ふか)い絆(きずな)を見(み)た [02:59.57] [03:00.40]太陽(ひかり)などは無(な)くとも 故郷(こきょう)は闇(やみ)に浮(う)かぶ [03:08.71]いつも此処(ここ)に昔(むかし)の心(こころ)が在(あ)り続(つづ)ける限(かぎ)りは [03:22.78] [03:36.01]足跡(あしあと)を消(け)し去(さ)る 風(かぜ)が吹(ふ)こうとも [03:44.36]哀(かな)しみも喜(よろこ)びも癒(いや)すように [03:52.71]恵(めぐ)みの雨(あめ)を喚(よ)び 乾(かわ)きの廃墟(まち)にも [04:01.10]女神(めがみ)の想(おも)いは いつか花咲(はなさ)かす奇跡(きせき)の希(ねが)いよ [04:13.75] [04:17.25]輝(かがや)け [04:22.40] [04:43.23]【 おわり 】 [04:47.58] [04:52.72]