雲の隙間に悪魔が顔だせば 誰も知らない隠し事も ばれてしまう気がして慌ててソリを出した 怯えたスノーマン横目に 親友のダグの口癖は「悪魔の入れ知恵に耳を貸すな」 そんな事分かってる 汚れた手網を強く握ったら ねえ1.2.3の合図で雪を深々と積もらせてよ 太陽なんて見たくなかった マシューのソリは街を下っていく 遠く離れた街の音がした 耳をすまして聞いた音は きっと幸せそうなアイツらの声さ 決して寂しくないわけじゃない 親友のダグの口癖は「悪魔の入れ知恵に耳を貸すな」 そんな事分かってる 汚れた手網を強く握ったら ベルはリンリンと鳴り響いた かじかむ指先の向こうに 生まれたばかりの世界が怖くて 暖かくて ねえ1.2.3の合図で雪を深々と積もらせてよ 太陽なんて見たくなかった マシューのソリは街を下っていく