[00:00.08]「丸の内サディスティック」 [00:03.94]……マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ [00:09.68]毎晩絶頂に達して居るだけ [00:15.38]ラット1つを商売道具にしているさ [00:20.63]そしたらベンジーが肺に映ってトリップ [00:26.58]将来僧に成って結婚して欲しい [00:32.12]毎晩寝具で遊戯するだけ [00:37.69]ピザ屋の彼女になってみたい [00:43.04]そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴(ぶ)って [00:53.82] [00:54.20]「歌舞伎町の女王」 [00:57.22]蝉の声を聞く度に [01:00.38]目に浮かぶ九十九里浜 [01:03.43]皺々の祖母の手を離れ [01:06.36]独りで訪れた歓楽街 [01:10.35]ママは此処の女王様 [01:13.66]生き写しの様なあたし [01:16.70]誰しもが手を伸べて [01:19.08]子供ながらに魅せられた歓楽街 [01:23.36]十五になったあたしを [01:26.29]置いて女王は消えた [01:29.70]毎週金曜日に来ていた [01:33.02]男と暮らすのだろう [01:39.02] [01:42.23]「一度栄えし者でも [01:45.44]必ずや衰えゆく」 [01:48.62]その意味を知る時を迎え [01:51.50]足を踏み入れたは歓楽街 [01:55.01]消えて行った女を憎めど夏は今 [02:01.58]女王と云う肩書きを誇らしげに掲げる…… [02:08.55]