[00:00.00] 作曲 : 椎名林檎 [00:01.00] 作词 : 椎名林檎 [00:15.68]蝉の声を聞く度に [00:19.05]目に浮かぶ九十九里浜 [00:22.37]皺々の祖母の手を離れ [00:25.53]独りで訪れた歓楽街 [00:29.39]ママは此処の女王様 [00:33.25]生き写しの様なあたし [00:36.55]誰しもが手を伸べて [00:39.32]子供ながらに魅せられた歓楽街 [00:43.62]十五になったあたしを [00:46.80]置いて女王は消えた [00:50.50]毎週金曜日に来ていた [00:53.82]男と暮らすのだろう [01:00.65] [01:03.82]「一度栄えし者でも [01:07.29]必ずや衰えゆく」 [01:10.62]その意味を知る時を迎え [01:13.21]足を踏み入れたは歓楽街 [01:17.48]消えて行った女を憎めど夏は今 [01:24.35]女王と云う肩書きを誇らしげに掲げる [01:36.08] [01:58.71]女に成ったあたしが [02:01.94]売るのは自分だけで [02:05.53]同情を欲したときに [02:09.15]全てを失うだろう [02:12.93]JR新宿駅の東口を出たら [02:19.92]其処はあたしの庭 [02:23.41]大遊戯場歌舞伎町 [02:34.02]今夜からは此の町で [02:39.71]娘のあたしが女王