作曲 : 志方あきこ 作词 : 矶谷佳江 透明な風が 吹き抜けて 叶音(はおと)たちが ささめきあう ほら探そう いつかの失くし物 不揃いな笑顔が 滲んで 木霊(こだま)のよう 響きあう 記憶が ほどけてゆく 花びら ふわり 空の青に舞い上がり 溶けた ずっと守りたくて 切に信じてた 愛しい日々を連れて めぐりめぐる 時の中で いつも傍にいてくれた 木漏れ日がそっと ただ寄り添うように とめどなく涙 溢れるのは このセカイが やさしいから あのあたたかな キセキを ねえ 僕はもう 知ってる 哀しみの闇に 呑まれても 僕はもう 一人じゃない 手を伸ばす 手を繋ぐ また何度でも 遠い願いのカケラが 揺れる 強く儚く微笑(わら)う 光る想い出と 消えない希望 乗せて まわれまわれ 時を超え ありがとうの花束を ねえ 大好きな 君に捧げたいよ いま心が 震えるのは うれしいから 生きてるから さあ一緒に 未来へ帰ろう 透き通った光の中 虹色の魚が泳ぐ レース編みの尾びれ翻し 何処へ? 失くし物を見つけたよ