作曲 : Jun Maeda 作词 : Jun Maeda 優しい音色の奇妙な形の蓄音機 レコードのなく音を立て続ける 最初は大きな機械だった 遠い昔に人に恋した クレーンを捨てて腕を作った その手で愛しい人を抱いた 彼女の声は美しい音色をつむぐ それを真似した ふいごのような音をたて 十年余がたち ふたりの旅へ 見たものを歌う吟遊詩人 伴奏は油の切れた鉄の音 それでも歌は響いていく やがて旅は終わる 戦いに巻き込まれて 愛しい人はもう動かない もう歌わない 機械は叫んた 自分を壊した 腕を残し鉄くずになる 残った記憶でくみ上げられた ふたりの夢 BY 某叶子