また明ける東の空へ、眉根(まゆね)を上げて 背伸びした小さき我(われ)の影を見た 偶然が運ぶ縁(えにし)は、絆を結び 君は今日も変わらぬ笑顔、刻むだろう 不器用な僕らの出会い お互いの頬は傷だらけだけど そこに道が在(あ)るが故(ゆえ) 恐れを切り捨て走る 雨が衣(ころも)濡らす日は、僕が風になろう 君が歩き出す先に 朝日が射すように 大木(たいぼく)に正義(まこと)を問うて、拳(こぶし)を突いた 傷(いた)みから弱さの意味を知る夕暮れ 泣き顔、気付かぬふりで 優しい喧噪(けんそう)をくれる仲間へ 伝えたい想い在(あ)るが故 僕はもっと強くなれる いつか君が止まる時、大きな虹になろう 俯(うつむ)き振り向く背(せな)に 笑顔が咲くように そこに道が在(あ)るが故(ゆえ) 恐れを切り捨て走る 雨が衣(ころも)濡らす日は、僕が風になろう 君が歩き出す先に 朝日が射すように 俯(うつむ)き振り向く背(せな)に 笑顔が咲くように 終わり