例えば良い旅だったと 惜しむは 倦(あぐ)む前だろう 馴染んだ世界を赤子のように 清らな瞳で見てみたい 帰ろう潮は満ち引く この身も咲きて散りゆく 左様ならば いざゆかん 産声(うぶごえ)のときへ また始まる道