闇の中からー寸法師が ねぷた担いで繰リ出してくる 押入れから 引き出しから 屋根裏からわらわらと ねぷた囃子が近づいてくる ヤーヤドーヤーヤドー... 枕元ではー寸法師が ねぷた囲んで奇声をあげる 夜を震わす笛太鼓 俺の体は金縛リ ねぷた囃子が襲いかかる ヤーヤドーヤーヤドー... 花いちもんめ 手のなる方ヘ お前が欲しい こちらヘおいで 山車の絵が動き出し 魂の緒を刈るのだ