飛び交う鳥たちの群れ 見送り馳せたあの日の面影を 瞼裏のキャンバス ただ描き出すことが 今はまだ出来ないだけ 約束などない今宵の宙 疾うに零れる涙の星屑の海 見果てぬ漫ろな戯言の中で 私は今日もきっとまた 泳ぎ続けるだけ 弔う靄の行く末 見限り投げたあの日の情景を 時の流れに背いて ただ歩き出すことさえ 今もまだ出来ないだけ 過ちさえ乞う合図の中 そっと交わした最後の口づけと嘘 届かぬ蜃気楼の随に合わせ 私は今日もきっとまた 独り佇むだけ 約束などない今宵の宙 疾うに零れる涙の星屑の海 見果てぬ漫ろな戯言の中で 私は今日もきっとまた 泳ぎ続けるだけ 黄昏が誘う夕闇に 映り込んだ過去と今の姿 声も出ず 流す涙の訳を 私は今日もきっとまた 探し続けるだけ